職場環境
生理休暇
「生理休暇」を有給に制定。生理用品や常備薬設置の実施も。
株式会社アイサスは、2021年8月1日から以前まで無給扱いだった「生理休暇」を有給扱いとすることとしました。
月経前症候群（PMS）にも対応をしています。同時に生理用品及び常備薬を設置し、緊急時に社員が利用できるようにしました。
今後も制度の活用や社員の理解促進のための研修、生理に限らず社員の健康管理を考慮し、環境づくりに積極的に努めます。
＜背景＞
女性社員を対象に面談、アンケートを実施した結果、「生理休暇」があるにも関わらず取得した人は0人ということが判明しました。その理由と取組むべきことが明らかになりました。
「生理休暇有給化」に伴う実態調査・社内アンケート（総回答数11名、複数回答可）2021年7月1日実施
〇生理休暇を取得したことがない理由は？
理由として最も多かったのは「無給だから」という理由で全体の約4割を占めました。
他にも生理痛を我慢して出社する人や、上司への申請がしづらいなど様々な意見があがりました。
〇社内で整備してほしいことは？
社員からの整備してほしい要望として多かったのは、生理用品や常備薬の設置でした。
緊急時に対応できず困ったという方も多いのでは。
また「音漏れが気になる」という意見も複数ありました。
＜アイサスの取組み＞
このような経緯から、当社では下記取組みを実施しました。
- ・生理休暇を無給から有給に変更
- ・生理用品や常備薬などの設置
- ・設備の改善（トイレ用擬音装置の設置）
- ・生理休暇申請方法の変更
＜今後の動き＞
社員全員が経緯や意図を理解し、「生理休暇」を取得しやすい、そんな環境づくりが必要と考えます。
そのためには、社員への研修、理解促進（動画視聴やディスカッションなど）を図るなどといった取組みを継続的に実施していきます。
今後もアイサスでは社員の精神負荷を削減し、働きやすい環境づくり、生産性向上に繋がるよう取り組みます。
